円形の「係当番表」 を手早く正確に作る工夫
たとえば26人学級で、円を26等分した係当番表を作りたい場合、分度器ではかるのは大変で正確さに欠けます。そんなときには「EXCEL」を利用します。
① EXCELを起動します。
②「1」という数字を26こ縦に並べます。
③マウスで全ての「1」を範囲指定します(囲みます)。
④タブの左上の方にある「挿入」を選択し、「円」を選択。「2-D円」の「円」を選択します。
すると次のように、簡単に26等分された円が表示されます。
ただ、この円はカラフルです。
色をシンプルにするには、表示された「円」を右クリックして、「データ系列の書式設定」を選択します。
色を付けたくない場合は「塗りつぶし」を選択し「塗りつぶしなし」を選びます。
色を単色で付ける場合は「塗りつぶし」を選択し「単色」を選びます。
ここでは「塗りつぶしなし」ですすめていきます
最後に「枠線の色」を選択し、「線(単色)」を選択し、色を黒にします。
すると、綺麗な円が完成します。
分度器ではかるより正確で早いです。
後はこれを拡大して好きな大きさにして、切り取って厚紙に貼ります。
このあたりは感覚でしてください。
どうもEXCELで拡大するのは難しいという場合は、とりあえず印刷をした後で、コピー機で拡大するのが無難だと思います。
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さて。印刷をしたら手書きでこどもの名前や番号を書き込んでいきますが、そういうものもパソコンで打ちこみたいという場合は「テキストボックス」を利用します。
左上のタブで「挿入」を選び、「テキストボックス」を選択します。
好きな大きさで文字を打ち込み、緑の部分をつまんで回転させます。
すると子どもの名前をいれていくことができます。
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さらに子どもの名前を一つ一つ手で入力するのが大変だという人は次のような方法をとるとより早くなります。
①子どもの名簿一覧をコピー&ペーストしてEXCELに表示する
②テキストボックスを作る
③上の計算シート(白い空欄部分)に「=」を打つ
テキストボックスに表示したい子どもの名前をクリックし、Enterキーをおすと
このようにテキストボックスにセルの内容が移動します。