展開図と見取り図の理解に役立つ教材(4年生)(算数)
・面Aに平行な面は?
・組み立てた時に辺Cに接する辺は?
・頂点Aを起点として、頂点Bにいくには?
そういった悩みを解決するには、半透明の展開図を実際に組み立てるのが一番手っ取り早いです。
■道具 ラミネーターフィルム ビニルテープ
■つくり方
①ラミネーターに展開図をつくって切り抜きます。
②辺の部分は、はさみやカッターで薄くくぼみを作ると折れ曲がるようになります。
③面に紙とテープで「あ」「い」「う」「え」「お」などと教科書に出てくる通りの 名前をつけると様々な問題で使いまわせます。
④立方体もこのとおり。
展開図を変化させたい場合は、一部分を切り取って、テープでツギハギします。
書画カメラなどを使うと垂直や並行が全員に一発で説明できます。
辺の部分にビニルテープをはっておくと
展開図を組み立てた時にどこの辺どうしが接するのか一発でわかります。頂点の場合もシールなどをつかって理解させます。
立方体 直方体 教える時の模型
色々あると思います。
よくあるのは粘土で頂点を作り、色付きストローで辺を作るモデルです。今回はそれを作らずほかの方法をしました。
今回はエクセルで1cm方眼を作り、それをのりで厚紙に貼った展開図を作成しました。各子供が自力で作れます。
それに加え、半透明のアクリル板などで直方体や立方体を作り、辺にそって三色の色付きビニルテープを貼り、各頂点に番号をふりました。これだと番号の並びを変えると様々な問題文に対応できます。
書画カメラがあればとても分かりやすく立体の辺や頂点や面を説明できます。
グループ活動で活躍 意見ボード
班活動をするときに、子供がグループを作って話し合いをした後、意見をまとめることがあります。
その際、まとめた意見をそのまま黒板に掲示するための道具には、色々なものが考えられますが、最もお手軽に作れるものはこれではないでしょうか。薄いものなので、書きやすく、黒板にも貼りやすいです。
[つくり方]
①エクセルで作った方眼紙(一辺9cm前後)A3のラミネートフィルムでとじます。
②好きな大きさにガムテープなどでくっつけます。表はセロハンテープでくっつけます。
③背面にマグネットシートをいくつか付けます
[使い方]
① 各班に一つずつ配りホワイトボードマーカーで書きます
② ホワイトボードイレイサーで消します
③ 意見がまとまったら黒板に貼る
④ 徹底的に綺麗にしたい時は「激落ちくん」をつかう
Winshot
無料のデスクトップキャプチャーソフトです。
デスクトップに表示されているものなら、なんだって切り取って画像保存できます。
パソコンのアクセサリに最初から入っている「SnippinTool」と似たソフトなのですが、保存までの手順がより短縮されています。
「SnippingTool」は「起動する→切り取る範囲を選択→コピーor保存場所を選択→保存」という一連の作業が必要です。
「WinShot」はそれに対して「起動する→切り取る範囲を選択」の二つの作業で保存が完了します。前もって保存するフォルダや起動させるためのボタンなどを設定しておく必要がありますが、連続で保存する作業を普段からする場合は、こちらのほうが効率よく作業ができます。
そして、パソコン画面全体を取り込むのもより簡単になっています。
詳細は動画にてご確認ください。
winshot(ウィンショット)の設定と使い方 - YouTube
キャプチャーソフト winshot(ウィンショット)の使い方の説明。 - YouTube
教材作りには、SnippingToolより役立つかもしれません。
わたしは両方使っていますが。
これで切り取った画像をWordやPowerPointに貼りつけて教材を作ります。
本体をダウンロードするときのリンクはこちら